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01/04/29 Update

美野原カントリークラブあららぎコース
Par 73 Regular Tee 6,796Y Out 3,431Y In 3,365Y

1:全体印象
  • 群馬県北部の美野原(地元の人は「みのばら」という。コースは「みのはら」と読む)高原に位置する回りは山のコース。
  • あららぎコースは美野原CCのメインコースで過去群馬オープン(ローカルではあるが青木功、尾崎将司等も出場)も開催された本格派コース。飛ばし屋の上級者も手を抜けない。
  • もみのきコースはあららぎコースと異なり距離も短くビギナー含めて十分楽しめコンセプトの異なる2つのコースを持つセミリゾートコース。
  • キャデイーは数人と少なく予約時にキャデイー付き希望と申し込まないとつかない。基本は乗用カートプレー。2人で一台となる。
  • 標高は600メータ前後。群馬県北部に位置するが冬でも殆ど雪はない。
  • 周辺は四万温泉、猿ヶ京温泉等落着いた温泉多い。
  • 近年、経営努力により群馬県きっての低料金設定にしたことも有り土日は120組程の混雑が殆ど。進行面難有り。気の短い人には土日は向かない。
  • 何故か群馬のゴルファーより関東南部のゴルファーの方が圧倒的に多い。口コミ、常連ビジター多いようだ。

2:コースの最大特徴
  • 飛ばし屋、上級者、競技指向向きの「あららぎコース」とビギナーも十分楽しめる「もみのきコース」の2コースを持つ。何と云ってもあららぎコースが特徴的。レギュラーティーでも6800Y有り飛ばし屋でも全クラブ使え飽きさせない。
  • 「あららぎコース」は広くコースの敷地の端を除いてOBは無い。多少曲げてもセーフ。但し、崖下から隣のホールから等正確なリカバリーを要す。1ペナ、前進4打等一切無くゴルフの原点を味わえる。グリーンは素直だが小さく回りはバンカーでガードされており正確なショットが要求される。上級者もスコア崩す事で有名。群馬屈指の距離と難易度を誇る。
  • 両コース共、農薬問題以降グリーンが荒れてきたのが気になる所。92、93年に群馬県オープン開催し張り替え等手入れしているのが。尚、地質の関係で水はけは良くない。難点の一つ。
  • 普通のコースでは物足らない上級者に最適コース。ゴルフの難しさを再認識させてくれる。

3:アップダウンの程度
  • 山中のコースにしてはは比較的フラット。あららぎコースは打ち下ろしでもフェアウェーはフラット。打ち上げは緩やかなホールが多い。

4:テイーグランドからグリーンまでの見通し(トリッキーさ等)
  • 乗用カートプレー中心だけあって見通しは良い方。一部ドッグレッグあるがトリッキーさは無い。池は殆ど無し。伸び伸びプレーできるコース。
  • 自然に囲まれ特にあららぎコースは榛名山、浅間等の山並みの眺め良く空気もうまい。オゾンが一杯!レギュラーティーとフルバックは景色異なる。

5:ラウンド注意点
  • あららぎコースのフェアウェーは広い。ラフ等いれれば相当広い。但しOB少なくどこからでもリカバリー必要でここで無理すると大叩きとなる。これがスコア纏めにくい理由の一つ。
  • 後はグリーン小さく距離も有りパーオンしにくい。パーを取りにくい上に思わぬ大叩きが入りやすいのが特徴。但しグリーンは素直なのが救い。傾斜ほど切れないのが特徴。読み過ぎに注意。
  • その他はこのコース特有のスコアメイク法を必要としない。見た目通りの素直なコース。

6:特記事項
  • 真夏は暑いが木陰のさわやかな風は心地よい。群馬県北部にしては以外にも冬場の雪も殆ど無い。四万温泉の雪見酒を楽しみながらゴルフも可能。
  • 但し早朝はグリーン凍結している。冬は予約無しでビジター1人でもプレー可能。
  • メンバーコースであるがメンバー紹介なしでビジターのみのプレー可能。予約はとりやすい。
  • 従業員の接客態度は良好。コース来場者はメンバー、ビジターの差別無しがコースの経営方針。
  • 一泊の場合は少し遠い(車で約15〜30分?)が四万温泉、猿ヶ京、等温泉多い。
  • 尚、鈴木弘一プロの所属コースでもある。元日本オープンベストアマでもあるクラブ設計家、竹林隆光氏のホームコースでもある。
  • 国道353号沿いの吾妻醤油のもろみ漬けは好評。(中之条町から渋川に向かって中之条町から2〜3キロ走った道路左側に土蔵風の直売店有り。季節によるが「なすび」「キャベツ」の浅漬け等はすぐに売り切れる。)

7:交通面(車)の注意事項
  • 関越道渋川インターから早朝(7時前)以外は国道17号線が多少混む可能性あり。道筋は中之条町迄は非常に分かりやすい。中之条町の商店街手前の信号で右折(信号直前の右端に案内看板有り。見落とし易いので要注意。これを行きすぎると商店街になるのですぐに判る)し、すぐの次の信号左折。案内看板に沿って行けば途中で左にコースが見え数分走ると道路沿いにコース入り口有り。
  • この道路を直進すると大道峠を越え猿ヶ京、法師温泉(JRのフルムーン切符で有名になった高峯美枝子の入浴シーン撮影の温泉)への近道でもある。
  • 尚、四万温泉宿泊の場合はフロントで裏道を聞くと良い。大幅な時間短縮可能。15分くらいで行けるハズ。

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